学生の頃は心理学を学び、長らくマーケティングリサーチの分野で仕事をしてきました。結婚しても、子どもができても、迷うことなくひたすら猛烈に働く日々。幸いカラダが丈夫で突っ走れていた分、今思えばまさに、私のカラダとアタマ、こころは切り離されていたように思います。カラダ、そして「感覚」は、置き去りでした。

40を過ぎて、子どもが育ち、仕事も落ち着いた頃。振り切った針が戻るかのように、新たな旅が始まっていきました。野口整体、訪問介護、アドラー心理学、瞑想、そしてボディワーク。「触れること」が私にとって喜び、幸せと感じられたことはほんとうに驚きでした。

その後は流れるまま。いったんは東京での仕事も離れ、岩手花巻の地にて、ボディワーク三昧の暮らしを１年半。宮澤賢治のふるさと、イーハトーブでの夢のような暮らし。温泉サロンでの実践をつみつつ、日本におけるエサレンボディワークの草分け的存在、鎌田麻莉氏のそばで学びました。2013年秋に千葉、船橋に戻り、タッチの瞑想「アルーンコンシャスタッチ」と出逢います。「ゆったりセラピー」と「アルーンコンシャスタッチ」この２つが、私のボディワークのベースです。

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これらをシェアしていく場として、2014年春「deep relaxation スペース道草」をスタート。

現在は道草でのセッションの他、ホリスティック医療に取り組む精神病院デイケア施設でのアロマトリートメント、「ゆったりセラピー」「現代レイキ」の指導、「アルーンコンシャスタッチ」の日本でのトレーニングのオーガナイズなどに関わっています。

慌ただしい社会の中で、置き去りになりがちなカラダ、こころ。

ちょっと道草して、ありのままの自分を思い出し、くつろぎ、そしてまた元気な暮らしに戻っていく。

そんな場でありたいと願っています。